女風の封筒問題 | 封筒に入れるのがマナーなの?

女風の封筒問題 | 封筒に入れるのがマナーなの?

水問題を調べたばかりなのに、今度は「封筒問題」に遭遇した。

女風のお金の渡し方に封筒文化があるらしい。

封筒に入れるのがマナー?入れなかったら失礼?

まだ利用もしていないのに、お金の渡し方ひとつでこんなに悩んでいる自分が情けない。

でも、知らないまま行くほうがもっと怖い。

目次

封筒に入れて渡す人がいるらしい

水問題の投稿を読み漁ったあの夜から、まだ数日しか経っていないのに、また別の沼にはまっている。

きっかけは、あるユーザーさんの投稿だった。

「初回のとき、封筒にお金入れて渡したら「封筒に入れてくれてありがとう」って言われた。え、みんなやってるの?」

スクロールする手が止まった。封筒?

女風の料金って、ホテルとかで会ったときに現金で渡すものだと思っていた。それはなんとなくわかる。でも、それを封筒に入れて渡す文化があるらしい。

封筒って、あの茶封筒のこと? それともご祝儀袋みたいなやつ? そもそも封筒ってどこで買うの? コンビニ? 100均?

一瞬で疑問が5個くらい浮かんで、検索バーに「女風 封筒問題」と打ち込んでいた。

女風の封筒問題、SNSでは当たり前に語られていた

検索してみると、封筒問題に関する投稿は思ったより多かった。

「封筒に入れて渡すのがマナーだと思ってた」という人もいれば、「裸のまま渡して特に何も言われなかった」という人もいる。

あるセラピストさんが「封筒に入ってると正直助かる。お金を数えるときに目の前で札束を広げなくて済むから」と書いていた。

別のユーザーさんは「新札を用意して封筒に入れた。気を遣いすぎだったかもしれない」と。

新札。そこまでやる人がいるのか。

お年玉じゃないんだけどな、と思いながら、リプ欄をまた全部開いてしまった。

ところが、さらにスクロールしていくと逆の意見も出てきた。「封筒に入ってないほうがすぐ数えられるから助かる」というセラピストさんの投稿。「封筒をもらったあと、捨てるのも気が引けるし保管しても溜まるだけだし、正直困る」と書いている人もいた。

え、そうなの。封筒をもらう側にも面倒があるのか。

さらに驚いたのが、いただいた封筒を何十枚もまとめて写真に撮ってSNSに投稿して、それがバズっているセラピストがいたこと。リプ欄には「すごい」「人気の証拠」みたいなコメントがついていた。

なんというか、封筒がステータスになってるのか。そこまでくると、もう意味が変わってきている気がする。純粋な気遣いのつもりで渡した封筒が、SNSの素材になる可能性もあるということだ。それを知ってしまうと、なんだか複雑な気分になる。

気遣いなのか、自己満足なのか

封筒に入れる派の意見を読んでいくと、理由はいくつかに分かれていた。

まず、「むき出しの現金を渡すのが気まずい」という声。これはわかる。2万円とか3万円を裸のまま手渡しするのって、日常生活ではあまりないシチュエーションだ。居酒屋の割り勘とは訳が違う。

次に、「封筒に入れることでお仕事としてちゃんと尊重してますという気持ちを伝えたい」という声。なるほど。お金を払う側にも、払い方に込めたい気持ちがある。

ふと思ったのが、これって日本人特有の感覚なのかもしれないということだ。結婚式のご祝儀を袱紗に包んで持っていく、あの感じ。お金をむき出しで渡すのは失礼、という文化が骨の髄まで染み込んでいる。だから女風でも封筒に入れたくなるのかもしれない。冷静に考えれば合理性の話じゃなくて、もっと根っこの、「こうしないと落ち着かない」という感覚の話だ。

でも、封筒に入れない派の人たちだって、別に悪意があるわけじゃない。

「普通に手渡しして、お願いしますって言えばいいと思ってた」「封筒に入れなきゃいけないって知らなかった。失礼だったのかな」という投稿を見かけて、胸がきゅっとなった。

知らなかっただけなのに、マナー違反みたいに思われるかもしれないって怖い。

セラピスト側は実際どう思ってるの

セラピスト側の意見も探してみた。

「封筒でもらえると嬉しい。でも、封筒じゃなかったからといってマイナスに感じることはない」という投稿がいくつかあった。

一方で、「裸の札を渡されるとちょっとヒヤッとする。枚数が合ってるか確認しづらいし、受け取る側もなんとなく生々しいので」と書いている人もいた。

生々しい。たしかにそうかもしれない。

女性用風俗のお金の渡し方について、こんなに温度差があるとは思わなかった。封筒一枚の話なのに、受け取る側の気持ちひとつで意味が変わる。

そういえば、ちょっと気になる投稿も見かけた。女性の同業者、いわゆるデリヘルで働いているお姉さんたちが女風を利用するケースがあるらしく、その人たちは現金を裸のまま渡す人が多いという話。「お金のやり取りに慣れてるから、封筒なんて発想がなかった」と書いてあった。

それを読んで、あ、と思った。つまり男性向けの風俗には封筒に入れて渡す文化なんてないということだ。お客さんがお金を封筒に入れて渡す、なんて聞いたことがない。

じゃあこの封筒文化って、女風特有のものなのか。女性客が多いから、袱紗的な気遣いの感覚が自然に持ち込まれたのかもしれない。あるいは、女風というサービスに後ろめたさを感じている分、「せめて丁寧に渡したい」という心理が働くのか。

どちらにしても、他の風俗にはないルールがここにはある。それを知っただけで、また一つ「知らなかったこと」が増えた。

ふと、全然関係ないことを思い出した。実家にいた頃、母が脱衣所にバスタオルを置いてくれていたことがある。自分で用意すればいいだけの話。でも、誰かが置いてくれていたという事実に、じんわりくるものがあった。

封筒の話もそうなのかもしれない。なくても困らない。でも、あると「あ、気にかけてくれたんだな」と感じる。その微妙な線。

初めてなのに、こんなことまで気にしてる

まだ女風を利用したことすらないのに、封筒をどうするかまで考えている。

自分でもちょっと笑ってしまう。

料金表を見て手が震えたのはつい最近の話だ。あのときは金額そのものに動揺していた。でも今は、その金額をどうやって渡すかで悩んでいる。

順番がおかしくないか。

まず予約しろよ、という話である。

でもだめなのだ。こういう性格だから。行く前に全部調べておかないと不安で動けない。当日になって「え、封筒に入れるべきだったの?」って後悔するのが怖い。恥をかくのが怖い。

それに、この封筒問題を調べていて改めて思ったのは、女風の世界には「明文化されていないルール」がたくさんあるということだ。

水を持ってくるかどうか。封筒に入れるかどうか。

どっちも、お店の公式サイトには書いてない。セラピストの紹介ページにも書いてない。SNSの投稿を辿って初めて「そういう文化があるのか」と知る。

初心者にとって、これがいちばんきつい。

聞ける人がいない。友達には絶対言えない。検索履歴を消しながら夜中にスマホを握りしめてる、あの感じ。

封筒って、どこで買えばいいんだろう

仮に封筒に入れて渡すとして、どんな封筒がいいのかもわからない。

SNSの投稿をいくつか読んだ限りでは、白い無地の封筒が多いらしい。茶封筒は「事務的すぎる」という意見があった。ご祝儀袋は「やりすぎ」と。

じゃあ白封筒。100均で買えるやつ。

でも、100均で封筒を買ってる自分を想像して、ちょっと気持ちが沈んだ。レジに並びながら「これ何に使うんですか?」なんて聞かれるわけないのに、なぜか後ろめたい。

いや、聞かれるわけないだろう。封筒くらい誰でも買う。手紙でも書くのかなって思われるだけだ。

でもその手紙の中身が2万円の現金で、渡す相手が女性用風俗のセラピストだなんて、この世界の誰にも知られたくない。

こういう瞬間に、自分が何をしようとしてるのか改めて突きつけられる感じがして、息が詰まる。

誰にも聞けないから、ずっとSNSを見てる

封筒問題を調べていて気づいたことがある。

私はたぶん、「正解」が欲しいのだ。

封筒に入れるべきなのか、入れなくていいのか。入れるなら何色の封筒で、新札がいいのか、そうじゃなくていいのか。

白黒はっきりさせたい。誰かに「こうすれば間違いないよ」と言ってほしい。

でも、水問題と同じで、正解はたぶんない。

セラピストによって受け取り方が違う。ユーザーによってやり方が違う。お店によってルールがあったりなかったりする。

「正解がないから、自分で決めるしかない」。

言葉にすれば当たり前のことなのに、それが怖い。間違えたらどうしよう、変に思われたらどうしよう、という気持ちが先に来てしまう。

封筒の話も、事前にDMで聞けばいいのかもしれない。「お金の渡し方って何か決まりありますか?」って。

でもそれは、それで勇気がいる。まだDMの送り方すら調べている段階なのに。

今夜もスマホを握ったまま、封筒問題の投稿をブックマークしては消し、ブックマークしては消している。

女風の封筒マナーなんて、利用する前から気にしてどうするんだろう。でもこういう細かいことが、いざというときの安心感につながる気もしていて。

たぶん私は、「恥をかかない自分」でいたいだけなんだ。

初めての場所で、初めての相手に、初めてお金を渡す。そのとき「あ、この人ちゃんとしてるな」と思われたい。そう思うことすら恥ずかしいけど。

暗黙のルールって、調べるほど増えていく。水の次は封筒。封筒の次はたぶんDM。

怖いけど、知らないよりはまし。知らないまま飛び込んで失敗するほうが、ずっと怖いから。

今夜もまた、検索履歴を消してからスマホを閉じる。明日の私が、もう少しだけ落ち着いていますように。

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