葛藤– category –
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葛藤
女風を予約した。送信ボタン押したあと、しばらく天井を見てた
夜の10時半、布団の中で予約フォームの送信ボタンを見つめていた。 名前もコースも全部入力した。あとは押すだけ。なのに指が動かない。 何ヶ月も調べて悩んで泣いた末に、私がたどり着いた夜のこと。 送信ボタンを押した夜のこと 夜の10時半だった。 布団... -
葛藤
情けないけど、私にはたぶん必要なサービスなんだと思う
洗い物をしながら、ふとテレビの音が耳に入った。 バラエティ番組で誰かが笑っている。何が面白いのかわからないまま、スポンジで茶碗の裏をこすっていた。 泡が流れていくのを見ながら、昨日の夜からずっと頭の中にある言葉を転がしている。 情けない。 ... -
葛藤
2万円。飲み会3回分。美容院1回分。…自分の心に使っていい?
給料日の明細を見ながら、電卓アプリを開いた。 手取り21万。そこから家賃、光熱費、通信費、食費。奨学金の返済。積立NISAに回している分。 残るのは、だいたい3万ちょっと。 その3万で、化粧品を買ったり、たまにカフェに行ったり、友達と飲みに行ったり... -
葛藤
もう一回だけ体験談読んでから決める。…これで7回目
金曜の夜、またあの体験談を開いた。女性用風俗を初めて使った人のブログ。 もう7回目。同じ文章の同じ箇所で止まって、同じ安心を吸い込もうとしている。 背中を押してくれる言葉を探し続けて、ブックマークだけが増えていく夜の記録。 今夜もまた、同じ... -
葛藤
お金のことより「バレたらどうしよう」が本音。友達にも家族にも絶対言えない
友達とカフェにいるとき、隣のテーブルの女の子たちが「風俗」って言葉を使って笑っていた。 男性向けの話だったと思う。文脈はよく聞こえなかった。でもその瞬間、コーヒーカップを持つ手がぴくっと動いた。 自分に向けられた言葉じゃない。わかってる。... -
葛藤
職場でいつも通り笑ってたけど、頭の中はずっと予約のこと
お昼休み、いつもの4人でコンビニに行った。先輩に「なんかいいことあった?」と聞かれて、何もないですよと笑った。声が自分でも怖いくらい自然だった。 頭の中ではずっと、昨日閉じ忘れた予約フォームのことを考えていたのに。誰にも言えない秘密を抱え... -
葛藤
「そこまでして男の人に触れたいの?」…うん、そうだよ
お風呂から上がって、髪も乾かさないままベッドに座った。 昨日の夜のこと、まだ引きずっている。予約フォームの前で固まって、結局何も送信できなかった、あの40分間のことを。 目を閉じると、頭の中で声がする。自分の声。冷たくて、嘲笑うような声。 「... -
葛藤
予約フォームの前で固まること40分。「私なにやってるんだろう」
木曜の夜23時、女性用風俗の予約フォームを開いた。名前の欄にカーソルが点滅している。 打てばいいだけ。たったそれだけのことなのに、指が動かない。 40分間、テーブルの前で固まっていた夜のこと。 「私なにやってるんだろう」を何度も繰り返した、予約...
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