ブログのアクセス解析を開いて、この日記を読んでいる人がいると知った。
たぶんあの頃の私と同じように、布団の中でスマホの画面を見ている人。
女性用風俗を使ってみたいけど迷っている、そんなあなたに向けて、今日だけはいつもと違うことを書く。
この日記を読んでいるあなたのことを、私はたぶん知っている
今日はいつもと違うことを書く。
ブログのアクセス解析を、何となく開いてみた。
数字の意味は正直よくわからない。
でも「閲覧数」のところに並んでいる数が、私が思っていたよりずっと多かった。
この日記を誰かが読んでいる。
最初は自分のために書き始めた。誰にも言えないことを、ここにだけ置いておこうと思った。
検索履歴は消せるけど、自分の頭の中は消せないから。
だったら文字にして、外に出してしまおうと思ったのが始まりだった。
でも、読んでくれている人がいる。
それが嬉しいとか怖いとかの前に、ひとつだけ浮かんだ感情がある。
「この人も、たぶん私と同じだ」ということ。
深夜に検索している、あなたのこと
女性用風俗。女風。使ってみたい。不安。怖い。迷ってる。
たぶんそういう言葉を打ち込んで、ここにたどり着いたんだと思う。
わかる。
だって私がそうだったから。
布団の中で、画面の明かりだけが光っている部屋で、検索バーに言葉を入れては消し、入れては消す。
その繰り返し。「女性用風俗」って打つだけで心臓がどきどきして、結果を見る前にタブを閉じたこともあった。
あなたが今どの段階にいるのか、私にはわからない。
まだ「こんなサービスがあるんだ」と知ったばかりかもしれない。
もう何週間も調べ続けて、口コミを読み漁って、使っているのが普通の女性だと知った段階かもしれない。
予約ボタンの前で指が止まっているのかもしれない。
どの段階だとしても、ひとつだけ言えることがある。
あなたがおかしいわけじゃない。
これ、私が一番言ってほしかった言葉だから。
私がここに来るまでにかかった時間のこと
偉そうなことを言える立場じゃない。
私だって、迷いに迷った。
自分のことが情けなくてたまらなかった。
情けないけど必要なサービスだと認めるまでに、何回夜を越えたか数えきれない。
お金のこと。バレたらどうしようということ。こんなことでしか満たされない自分はどこかおかしいんじゃないかということ。
全部、考えた。
ぐるぐると同じところを回り続けて、「もうやめよう」と思った翌朝にまたスマホを開いている自分がいて、その自分が嫌で、でも閉じられなくて。
あのとき誰かに背中を押してほしかった。
「大丈夫だよ」って言ってほしかった。
でも誰にも言えなかった。
友達にも。家族にも。
結局、背中を押してくれたのは誰でもない。自分だった。
予約の送信ボタンを押したあの夜、しばらく天井を見ていた。
不安と安堵と後悔がごちゃまぜになって、何を感じているのか自分でもわからなかった。
でも、あの夜があったから今の私がいる。
この日記に書けなかったこと
ふと、ベランダの洗濯物のことが気になった。
夕方に取り込み忘れていた。
立ち上がってカーテンを開けたら、もう暗くなっていた。
乾いたタオルを抱えて部屋に戻りながら、話の続きを考える。
この日記には書いたことと書いていないことがある。
書いたのは、葛藤と不安と、少しの変化。
書いていないのは、もっと細かいこと。
コンビニのレジで「ありがとうございます」って言われただけで泣きそうになった日のこと。
職場の飲み会で隣の人の肩が当たって、一瞬だけ息が止まったこと。
そういう小さな飢えが積み重なって、私はここまで来た。
女性用風俗を使ってみたいと迷っているあなたにも、きっとそういう小さな蓄積がある。
言葉にできないまま、胸の奥に溜まっている何か。
押しつけたいわけじゃない。でも
誤解しないでほしいのは、私は「女風に行け」と言いたいわけじゃないということ。
合う人もいれば、合わない人もいると思う。
行ってみて「思ってたのと違った」と感じる人もいるだろう。
私だって、はじめてセラピストさんに触れられた時間が想像通りだったかと聞かれたら、全然違った。
もっと不思議で、もっと静かで、もっと地味だった。
劇的に人生が変わったわけでもない。
朝起きて、会社に行って、帰ってきて、ご飯を作って、寝る。その繰り返しは変わらない。
でも、ひとつだけ変わったことがある。
自分が何を必要としているか、言葉にできるようになった。
- 「寂しい」じゃなくて「安心して触れられたい」
- 「誰でもいい」じゃなくて「安全な場所で、安心できる相手に」
その輪郭が見えるようになっただけで、毎日がほんの少しだけ楽になった。
迷っているなら、それでいい
だから、迷っていていい。
迷っている時間は無駄じゃない。
私みたいに何ヶ月もかかる人もいるし、もしかしたらもっとかかるかもしれない。それでいい。
ただ、ひとつだけ。
迷っている自分を「情けない」と思わないでほしい。
私はずっと思っていた。こんなことで悩んでいる自分が情けないと。
女性用風俗に興味を持っている自分が恥ずかしいと。人に言えない秘密を抱えている自分が惨めだと。
でもそれは違った。
自分に足りないものに気づけることは、恥ずかしいことじゃない。
それを埋める方法を探すことも。お金を払って自分の心に栄養をあげることも。
少なくとも私は、そう思えるようになった。長い時間がかかったけど。
この日記を読んでくれているあなたが、今夜少しだけ安心して眠れたらいいなと思う。
押しつけがましかったら、ごめん。
でも、たぶんあなたに必要なのは「おかしくないよ」という言葉で、それを言ってくれる人が周りにいなくて、だからここに来たんだと思うから。
おかしくないよ。
大丈夫。

