2026年– date –
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日常と渇き
「自分へのご褒美」にコスメ買ったけど本当に欲しいのはそれじゃない
2026年2月某日 金曜の夜、仕事帰りにルミネに寄った。 今週もよく頑張ったと思う。月曜から金曜まで、ちゃんと笑って、ちゃんと敬語使って、ちゃんと期日守って。 誰にも文句言われてない。むしろ「最近調子いいね」って先輩に言われた。 だから自分にご褒... -
日常と渇き
会社のトイレで泣くのは慣れた。でも家で声出して泣けない
昼休み、3階の誰も来ないトイレの個室で声を殺して泣く。 ハンドタオルで音を消して、ティッシュで赤みを押さえて、何事もなかったように席に戻る。それがもう習慣になっている。でも家に帰ると泣けない。 ひとりの部屋では、声を出せない。泣ける場所すら... -
日常と渇き
自分のこと好きになれない私が、誰かのぬくもりを求めてもいいですか
朝、洗面台に立って顔を洗う。顔を上げたとき、鏡の中の自分と目が合う。 この瞬間がいちばん嫌いだ。 寝起きの顔。むくんだまぶた。毛穴。くすみ。昨日寝る前に「明日こそ早く起きてストレッチしよう」と思っていたのに、結局二度寝して、髪はぼさぼさで... -
日常と渇き
友達が彼氏とのLINEを嬉しそうに見せてきた日の帰り道
高校からの友達、愛(仮名)と久しぶりにランチした。 駅の改札前で待ち合わせて、向こうから歩いてきた愛を見たとき、一瞬わからなかった。髪を巻いていて、ネイルがピンクで、なんか全身から光が出ていた。大げさじゃなく。 3ヶ月前に会ったときはポニー... -
日常と渇き
休日、ひとりでスタバにいると「何やってんだろ私」ってなる
朝9時。目覚ましをかけてなかったのに、きっちり目が覚めた。 身体が平日のリズムを覚えてしまっている。休みの日くらいもっと寝ていたいのに、律儀に起きてしまう自分が嫌になる。 スマホを手に取る。ロック画面に通知は2件。楽天のセール告知と、クレジ... -
日常と渇き
「頑張ってるね」って言葉より、誰かに頭を撫でてほしかった
企画書を3回直して、やっと部長からOKをもらった水曜日。「よく頑張ったね」って言われて笑ったのに、帰りの電車で自分の顔が笑えてなかった。嬉しいはずなのに、身体が受け取ってくれない。私が本当に欲しかったものは、言葉じゃなかった。 「よく頑張っ... -
日常と渇き
また月曜日。誰にも触れられない生活がもう2年になった
日曜の夜、23時46分。明日のアラームをセットしようとして、指が止まった。 6:45。 この数字を見ると、毎回おなかのあたりがきゅっと縮む。身体が覚えてしまっている。月曜が来る合図。 また満員電車に乗って、「おはようございます」って口角を上げる。パ...
